1人残らず、全員乞食。

1人残らず、全員乞食。

まず先に、乞食と揶揄されることも多いプレーヤーを紹介しておく。

私が彼に対して敵意が全くないことだけは事前に認識しておいてほしい。

https://twitter.com/taichinakaj/status/1177004730981109766

↑上記ツイートだけで理解が難しいという方には、
私なら「ご飯を奢ってもらいながら、相手の話を聞いて、その中から他人が面白いと感じるものを情報として売る人」と説明するだろうか。

私は彼の存在を知ってから、彼のツイートや書籍などを拝見させていただいてから、

結局のところみんな乞食であることに気付けた。

彼はとにかくネット上で叩かれやすい。

きっと、叩く側の理由としては、
「仕事もしないで、社会の役にも立たないで、お金だけ稼ぐなんてモラルが欠落している!」なんてところだろう。

…彼は叩かれている意識もダメージも大してない人だと思うので、彼の擁護をすることは無意味なのだろう。

だから私は、叩いている側の攻撃を勝手に全力ではね返すことに注力したい。

仕事もしないで

「仕事をしている」状態とは何を差すのかが不透明なところだ。

人によって、定職に就いているだったり、正社員であるだったり、週に〇日〇時間以上働いているだったりするのかもしれない。

また、「〇を1ヶ月で〇個売った」とか「会社の新人をしっかり教育した」とか、成果のことを仕事と置き換えることもある。

定義は人それぞれにしても、「給料や報酬、利益がなくてもやるか?」と問われるだけで脱落していく人は多い。

給料や報酬、利益がないどころか、それを他人にひたすら与え続ける行為も存在する。
人はそれを「ボランティア」と呼んだりするが、
ボランティアだって、自分の時間やお金と引き換えに充実感・自己満足感を得られるから従事している人もいる。
また、「ボランティア精神がある人」は他人から好まれやすいので、後々になって金銭的利益を生み出す可能性を信じて積極的に従事する人もいるだろう。

他人に「仕事もしないで~」と簡単に言えてしまう人は、相手を心配しているのか、相手の立場を羨んでいるのか、相手の姿勢を批判しているのか、ハッキリしておいたほうがいいかもしれない。

相手は本当に仕事をしていないのだろうか、仕事をしてなくても困らないほどの財産を持っていないだろうか、むしろ自分じゃ使いきれない大金を困ってる人に与えまくってないだろうか、就職には向いていない人ではないか、自営なら何をしているのだろうか、不労所得が物凄いのではないか、その仕組みはどう構築したのだろうか、お金がなくても生活できる人なのではないかなど、
色々想像を巡らせた後に、「仕事もしないで~」と言えるなら、きっと人間が生きる意味を仕事にしか見出せない人なのかもしれない。

ブログの奴隷解放宣言

社会の役に立たないで

会社と呼ばれるものには大体「大義名分」がある。それを「企業理念」と言い換えてホームページに掲載していたりする。

呼び方は各々の好きなようにしていただくとして、

「私の会社は社会の役に立っています」と言い切れる社長さんなんか危険信号が灯っている。

なるべく世間的イメージがいい職種から例を挙げてみよう。

家電メーカーさん。
ガンガン新しい冷蔵庫を作って新機能で消費者を満足させている反面、古くなったものの中には粗大ゴミとして捨てられリサイクルが間に合わず放置されているものがある(断定は出来ません)。

製紙メーカーさん。
ガンガン トイレットペーパーを作って人々の尻をキレイに保ち続けてくれているけど森林伐採、森林伐採(断定は出来ません)。

ゲームメーカーさん。
ガンガン 魅力的なゲームを作って配信して人々を楽しませてくれるけど、従業員は寝る時間さえ惜しんでゲーム作りに費やしている(断定は出来ません)。

動物園さん。
ガンガン象さんやキリンさんを育てて人に見せて楽しませてくれるけど、象さんやキリンさんは囲いの中で楽しいのかどうか(楽しいのかどうか)。

サファリパークさん。
囲われてはないように見えるし、象さんもキリンさんも囲われてる意識はないだろうけど、人が同じ生物を好奇の目で見て楽しむことに違和感はないか。

社会=多数決で生き残った人なのかもしれない。
楽しそうにしている人の裏には必ずと言っていいほど何かしらの犠牲が発生している。
犠牲を見て見ぬフリ出来る人だけが、
「社会の役に立っているかどうか」という視点で全ての物事を判断するが、
社会に含まれていない人や生物にまで目を向けたりはしない。

はっきり、「好きなことをして稼いでいるだけ」「自分の為」と言えばいいのに。

誰かや何かの為というのは、自分の為のついでくらいが丁度いい。

お金だけ稼ぐ

お金だけ稼ぐ仕事はわりと多い。

お金を使ってお金を増やすような仕事は、「お金だけ稼ぐ」の範疇に入れられやすい。

”だけ”とはなんなのだろうか。

やりがいや笑顔を「稼ぐ」とは言わないしな。

誰の役にも立たないけどやたら儲かる仕事をしている人に「お金だけ稼いで~」って批判するのかな。

でも、自分の周りにだけ役立って、残り大多数には存在すら知られず亡くなる人のほうが圧倒的に多いしな。

お金を稼ぐことは悪いことなのか?!
稼いだお金は食べ物を買ったりペットにエサをやったりして役に立ってるぞ?!

どうしても稼ぐことに充実感が必要なのか?!
苦労が必要なのか?!
苦痛に歪む顔を見せながらしか働けないのか?!

苦労して稼いだお金だから簡単には手放せないのか?!
あなたが抱え込んだお金を必要としている人は世の中にいっぱいいるぞ?

お金に対する考え方を改めてみたら、
他人がどのようにお金を稼いでいるかなんて気にならなくなるのにね。多分。

モラルが欠落している

って言われても心には響かないよね。

あなたのモラルと他人のモラルはまあまあ違う。

どちらが欠落しているのかもきっと決まらない。

物心ついた時からきっと見本はあって、
自分に合うものを選んで心にしまう。

深く考えなければ、既にある見本を全て拾ってしまって、
自己解釈もないまま他人に押し付けてしまう。

モラハラ。
完全なるブーメランだ。

刺し違える気なのか。

世の中は便利だ。
法律がある。
守らない人を取り締まるだけ。

あなたがあなたの思うモラルを他人にぶつけるのは、
法を犯した攻撃と見做されることもある。

ブーメランを投げるなら、自分に当たっても痛くないやつにしてくれ。

彼は全く曇りがない鏡だった

世の中には一定数、「人の金で焼肉食べたい」勢と、「人に焼肉奢りたい」がいる。

Tシャツに書かれる言葉は大体流行ってる。
人々の深層心理に刷り込まれている。

「人の金で焼肉食べたい」人は、「人に焼肉奢りたい」人がこの世から1人残らず消えても居なくならないだろう。
逆も然りで、「人に焼肉奢りたい」人も、「人の金で焼肉食べたい」人が居なくなっても残り続ける。

「人の金で焼肉食べたい」人が「人に焼肉奢りたい」人に奢られた時に、最も「人に焼肉奢りたい」人の欲求が満たされる。

焼肉以外を食べたい時はそれをねだれば「奢りたい」人は満たされる。
満腹な時は、空腹になることを見越してお金をねだれば「奢りたい」人は満たされる。

ストレートに欲を満たそうとする人が、他人の欲まで満たしてしまうことがある。

これを「役に立っている」と言って差し支えないのではないか。

役に立とうと思っているかどうかはあまり重要ではない。

実際に存在する、「人に焼肉奢りたい」勢に歩み寄るだけ。

自分が持っているお金を使うか、他人が持っているお金を使うかだけ。

ついでに、私たちは焼肉じゃない。

お金があっても焼肉がないと焼肉は食べられない。
お金を払おうが払うまいが、焼肉を牛さんや焼肉屋さんから貰っている。

お金そのものが腹を満たしているわけではない。

彼は、焼肉を食べる時のためのお金稼ぎをスルーして、
ストレートに焼肉を奢られる方法を実践している。

だから人より早く焼肉にありつける。

そして、方法はいたってシンプルだ。
奢りたい人を募るだけ。
だって、居るんだから。

奢りたい人は、過去は誰かに奢られていた側の人だったりする。
よく他人に奢っている人だって、「奢られ」を同時進行していたりする。

「奢られ」はずっと受け継がれてきた。
親から子に、子から孫に。

「奢られたい」と堂々と表明している人から、
ドンドン奢られて、奢った人とのWin-Winな関係を築いている。

「自分は乞食じゃない」と言う人を、
身ぐるみ剥いで砂漠のど真ん中に1人だけで置き去りにしたら、
「焼肉食わせて」ってLINEが来るのだろうか、
金を稼いで金の力で脱出しようとするのか。
何も持ってないのに。誰も周りに居ないのに。

P.S. もう、終わろう

話の途中感あるけど、充分言いたい事は言えた。

あ、あと、プロ奢さん大好き。

本のリンク貼っとくね。

もひとつおまけに、

ネット乞食 – Wikipedia

↑ですって。色んな価値観があるもんですね(^-^)

言われるほど儲ける気がしてて、どうしよ。

裏P.S.

彼を褒めるような記事ってPV数が伸びなさそうな気がするのがつらひ。

ご本人さん、ご覧いただけてたらありがとうございましたm(__)m

3件のコメント

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