かの国民的ロックバンド『UVERworld』さんが曲の中で自身のバンド名について説明してくれてるんですけどね、説明というか直訳なんですけどね、UVER➡(ドイツ語で)超える+world➡(英語で)世界=“世界を超える”。
そして、『LIMITLESS』という曲タイトルの意味は“無限の”とか“無制限の”という感じ。ボーカルのTAKUYA∞さんには常に∞マークが付いてますしね。かなり自分たちを振り返った歌なのだと思われます。
世界中のありとあらゆる生物が抗えないものとして「時間」が挙げられると思います。人間はわりと賢いから、過去を記録保存して今という時刻でそれを確かめることは出来るけれど、その時に戻ることは出来ない。
また、生きとし生ける全てのモノに寿命があるらしく、ある意味、みんな等しく“死”に向かって進んでいる。
殆どの人が憧れる「自由」という概念、それを本当の意味で手に入れられるのは、時間を操れた時なのでしょう。
今日も世界のどこかでタイムマシーンを完成させようと試行錯誤している人がいる。
時間って、富や名声を充分に得た後は、戻ったり超えたりしたくなっちゃうものなんだと思います(^-^)
さて、いざ制限がない生活を送ろうと試みた時に、あなたの足を止めるのは「お金」ですか?「立場」ですか?
…きっと「時間」ですよね。
というか、時間さえ余分にあれば自分が思い描く理想の生活にはかなり近付けるはず。
時間を使って労働給を手にしたり趣味に没頭したりボディメイクに力を入れたりすればいい。
…アナログ時計って、あなたに制限を余分に与えていませんか?!
それは例え1周を24時間という形式でカウントしたとしても同じこと。
真上の方向で最高値を示しているのに、そこから少しでも右回りに針が進むと、今まで得たはずの「12」が「24」が、急に消えてなくなった気分になる。
…デジタルでも一緒か。より面倒だから画像は作らないけど。
問題なのは、毎日、その日1日に起きた出来事をリセットしているような感覚に陥ること。
間違いなく1秒後ろにさえ時間を戻れていないのに、同じような1日を取り戻せる気になってしまうこと。
朝には陽が昇り明るくなって、夜には陽が沈み暗くなることを繰り返す前提で、1秒先の未来を当たり前のように自分に用意されているものと思い込むこと。
時計が電池切れで動きを止めるように、あなた(私)だって体力が尽きたら止まってしまう。
時間に追われているならまだしも、時計の仕組みに惑わされて24時のタイミングで全てをリセットしてしまっているなら一旦時計の電池を抜いてみよう。ソーラー電波時計なら、太陽を遮断してみよう。
あなたのこれからの行動を決めるのはあなた自身だ。いつまでも光が見えないなら、あなたが放てばいい。
そう、回転すると1周後に元に戻っちまうなら、ひたすら前に進めてしまえばいい。
あえて右下から左上へ矢印を伸ばした。ルールに倣って必ずしも左から右に移動する必要もない。あなたなりの前方向に進むのだ。
数字だってややこしい。10進法だろうと2進法だろうと同じ形の数字を繰り返し使用するなら、いっそのこと「1」だけで十分だ。
「2」は「1+1」、「10」は「1+1+1+1+1+1+1+1+1+1」だ。
ひたすら未来に向かってだけ時間軸が伸びているのに、朝目覚めたら時間が戻っているかもしれないなんて期待も誤認もいらない。
あなたは生まれてから14737439114514958291989148489324841秒くらいを過ごした。
(いや、もとい1+1+1+1+1+1+1+1+1+1+…と秒を重ねて今の地球のその場所にいる)
太陽が地球の周りを1年かけて1周し終わったら、また同じ1年を繰り返しそうだって?!
気のせいだ。あなたの燃え滾る生命が地球上に存在している限り、どこにいても地球は明るく光っている。
回っちゃいけないルールを自分に課してたんだったな。いっけね。
今んとこ地球の広さに限りがあるからな。
横に伸びてくような時計作ったら大気圏をはみ出しちゃうな。
色々考えてみたけど、
時計は便利だ。
そして太陽暦もしかり。
1年とか1日とか1時間とか、区切りを付けることで、果てしなく広がっているかもしれない世界の広さを測れる。不確かでもいい。大切なのは自分なりの尺度を持つこと。
人によって1日が長かったり短かったりするだろう。
でも時は一定の速度で着実に進んでいる。
時を超えるのが難しければ、世界より少しでも速く動くことを心がけてみる。
あまりにも他人を置き去りにしてしまっていると感じたなら、周りを引っ張る。
あなたが周りより1秒だけ先の世界を生きられたとして、そこにはきっとあなたしかいない。
自分だけしか存在しない世界では、生きる意味とは?などと余計に考え込んでしまうものだろう。
生きる意味を考えているあなたは今も生きて時を過ごしている。
まるで時が止まっているかのように感じながら。
文章が哲学的着地をしようとする時、だいたい失敗を自覚している。
失敗を積み重ねて少しでも時を進めよう。
時計が止まっていても、同じ動きを繰り返していても、あなたが動けばそれだけで少し世界は変わる。
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