UVERworldのフロントマン・TAKUYA∞さん(様)、ファン(クルー)の為を想ってのスケートボードデッキの“買戻し”、ありがとうございますm(__)m
UVERworld・TAKUYA∞、高額転売されたスケートボードデッキ自ら落札 ファンにプレゼント「男前すぎます」 -Yahoo!ニュース(ORICON NEWS)
抽選販売時に手に入らなかったことでスンナリと所有を諦めていたので、高額転売ヤーからの購入を検討することもなく実質的な被害はないものの、ファンの1人としてはとても気持ちが救われたし、同様に「ありがとう」の言葉をTAKUYA∞さんに投げかけるファンの気持ちが温かかったことを知れたのはある意味収穫でした(^-^)
私は、個人的に、商売の基本原理とも言える「転売」に関しては行う者がいて当然と思う反面、高額転売防止策とも捉えられるボードへのナンバリングや、実名登録の必要があるFC(ファンクラブ)会員限定販売にしていたこと、注意喚起まで行っていたのにもかかわらず悲しい結果が生まれてしまう現状があるので、やはりTAKUYA∞さん含む制作・販売チームの意志が最優先され高額転売が阻止されるためにも、そのような行為を行う者への厳しい罰則はあって然るべきだし、法で裁けなくても、クリエイターが悲しい思いをしないように世の中全員でけん制し合えるような関係を築き上げたいと考えます。
…“高額”の部分がとても難しいんですよね(;’∀’)
どこからが“高額”に当たるのか。
また、営利目的か否かをどうやって判断するかなど。
フリマサイトなどで販売する(1円以上の価格を付ける)ことは、必ず販売への対価が伴うため営利目的ではあるはずなのですが、諸経費を差し引いて販(転)売者が儲かるかは分からない。損している可能性はある。
…通常は大儲けに違いないと分かりやすいから取り締まられるのでしょうけど、経済的自由主義の原則に反する云々…
私のような平々凡々とした一般人でさえ高額転売の話題を見かけるたびにモヤモヤするわけですから、きっと、独自性の高い商品を産み出すクリエイターさんほど頭を抱えてしまう問題なのだろうと推測されます。
とにかく人をモヤモヤさせる商売を慎んでほしいって言うのが高額転売ヤーさんへのお願いってだけなんですけどね。(主観です)
非常に興味深いのが、TAKUYA∞さんがフリマサイトで高額転売されているスケートボードデッキを“買い戻した”こと。
詳細は分かりかねますが、TAKUYA∞さんのポケットマネーで製作・広告・販売・発送の費用を賄っているわけではなさそうですし、販売による利益がたとえかなり大きかったとしても、(元の売値で買い戻してもマイナスなのに)値段が何倍も膨れ上がっている状態で買い戻すこと、個人で費用を負担すること、買い戻した商品を今度は“プレゼント”することは普通出来ないかなりレアなケースだと思います。
TAKUYA∞さんは常々ライブのMCなどで「お金のために音楽をやっているわけじゃない」という趣旨の発言をされておりますし、とはいえ自然とメチャメチャ稼いでしまっていることも想像に難くないですが、看過できない自分が携わっている作品(今回はボード)の転売or高額転売を撲滅するために、「自腹を切っている」ということに強いメッセージ性を感じます。
きっと、このようなある種悲しい話題で世間を騒がせることは本意ではないものの、話題性を強く持たせて世間に広めることにより、今後の同様な悪質行為を未然に防ぎたいのでしょう。
こりゃTAKUYA∞さんの人柄とキャラだからこその名裁き。
ヤサシイセカイ。
(今回の記事の本題は↓から。)
TAKUYA∞(UVERworld)、ロックバンドとして初のNFTフォトアート作品を発売 -Billboard japan news
TAKUYA∞ meets CryptoArt – Neo SOUND WAVE
めでたく、“UVERworldのボーカリスト・TAKUYA∞によるデジタルフォトアート「Another World」の発売” \(^o^)/
ニュース記事内にあるように、「NFT」(非代替性トークン)を用いた作品になるとのことで、また、販売ページにもあるように、「売買の対象となる本NFTは、画像データの所有権(購入者としての地位)を証明するためのトークン」なのです!!!
…
仮想通貨投資をやっていなかったらちんぷんかんぷんでしたよ(;’∀’)
(別に私の記事で仮想通貨について理解できるわけではないですが、「書いてたよ」ってことを伝えたいから一応貼り付けておきますね(^-^) )
私の頭の中での単純な理解の仕方としては、仮想通貨コインの売買は全て誰(どこ)から誰(どこ)にお金が移動しているか電子的に記録されているもので、そのような記録の技術を応用してデジタルアート作品(写真や絵など)を売買すれば、(コピーして二次利用することが容易な)デジタル品に対してお金を払った人は「確かに私は買った」という証明ができる…といった感じ。
「私は買った」という証明は、「ズルしないで買ってますからね」という保身的意味合いではなく、「私、この作品好きなんです!それに、世間的に価値が高いものだろうと感じているんです!私はこの作品のファンだからお金を払って作者を応援したいんです!ちょっと所有欲を満たしたいってのもあります 笑」というノリだと思います。
デジタル作品の金銭的価値がどんどんゼロに近付いていっている昨今、クリエイターを守る(主に制作時間やモチベーションを)ためにNFTの仕組みがどれほど機能するのか、非常に注目されます。
既にデジタルアート作品をNFTとして販売する事例がいくつかあることもあり、日本のモンスター級ロックバンド・UVERworldのボーカルが世に放つ作品がどれだけ支持されるか、売り上げにも関心は集まっていることでしょう。
セールス的に成功と呼べる結果が残れば、同業種の足踏みしている方々のNFTビジネス(と呼ぶかは分かりません)への参入も期待できます。
高額転売されたスケートボードデッキを買い戻したことが話題となってまだ新しいタイミングでNFT作品の発表という流れが個人的にとても面白くてですね、書き残すに至りました(^-^)
もしNFT作品にまで転売ヤーが寄ってくるようなら、いったいその人はどんな価値を売ろうとしているのか、そんな妄想を楽しんでいます(^-^)
仕組み的には(NFT作品の転売は)売れるはずはないんですけどね(^-^)
UVERworldのようにライブアーティストを公言する音楽系アーティストは非常に多くなっていると感じます。
それはつまり、CDやグッズの“モノ”としての価値がデジタル技術の普及の結果どんどんなくなっていった現状で、ライブの時間・空間ほど、正々堂々とお金を得る代わりに消費者に与えられる価値はないとアーティストが判断しているという裏付けにもなっているのではないでしょうか。
まあ、喉から手が出るほどバンドの新たな活動に期待していて、与えてくれるメンバーやチームに感謝して、敬意も込めて、色々謎の言い訳もして、有形でも無形でも買っちゃうってのはあるよね、ある\(^o^)/
製作者による販売は単純な金銭的利益よりも求めているものが何かと分かりやすいけれど、高額転売ヤーのそれは理解されにくいだろうな(^-^)
世の中から“仲介人”が減っていっている今だからこそ、高額転売以外の収益確保手段を早いうちに身に付けて転売生活から脱却したほうがいいのでは?…なんて言ったら高額転売ヤーが減ったりして?!?!
でも、
極論だけど、転売以外で稼ごうって考えるなら、TAKUYA∞さんみたいに、はたまたサトウキビ農家のにーにーねーねーみたいに、作品を創るしかなくなってくるんだよなあ…
なんか違うのか?!
ま、いっか\(^o^)/
TAKUYA∞さんはヒトとして求められている。だからその分身はしっかり価値を持つ。
以上、なんかヤッベェ記事でしたm(__)m