2021年・春、物事への価値観が変化しやすい季節に世に放たれた、独自性について研究し尽くされた歌詞

2021年・春、物事への価値観が変化しやすい季節に世に放たれた、独自性について研究し尽くされた歌詞

まずは、先入観を持っていただきたくないので、
作詞者等情報を伏せて歌詞だけをご覧ください。

…ご覧くださいと言っても、
私が作ったものではなく、公式からの発信が見つからなかった(きっと見つけられなかっただけ)なので、表記は「なんとなく」です。「多分、こんな感じ」という私の思い込みです。

何度も聴いて文字起こしするというアナログな手法を用いています。(それ以外に方法あるのか?!
(世界で1番この曲を聴いているのは私の可能性ありです 笑)

作詞者本人のお墨付き歌詞は、
いずれしっかりと「プチリリ」などに掲載されるんじゃないかな?!

この記事に関して当人からのレスポンスがあったりしたら、
私が昇天しちまうので、やめろよやめろよ(やってよ

アタシなんかダメと自暴自棄 割った鏡の破片が刺さる

「こっちは命削ってんだ」 そんなセリフは

言ってみただけだよ 分かってね

まだまだ痛い ダメダメメンタル ゆらゆらふわり

悪い連鎖に誘われる夜 弱虫に拍車がかかる

神様、卑怯だよこんなのマジで

生まれた瞬間にハンデくらって

「頑張れ!」なんかもう効き目がゼロだ

ベストを尽くしていたい

マイノリティじゃなきゃダメ 誰かの概念

苦しんで当然 バイバイしな

変わりゆく流行りを インプットしていかなきゃもったいないない

パッシブなアタシ 怒ることさえも諦めてしまって

最高速のリズムで走る 強虫(つよむし)に変換していこう

ざまあみろ神様 これがアタシだ

生まれた瞬間に泣いていたって

飲み込まれる前に飲み込んじゃえば

完全なオリジナル

何度だってBAD どんななっても

「こんなんってあんど」「いきてぇ」「あーだりぃ」

みんなだって安堵したいんだってば

まだまだやれそうだ

神様、卑怯だよこんなのマジで

生まれた瞬間にハンデくらってんだ

ざまあみろ神様 これがアタシだ

完全なオリジナル

誰だっていつだって

楽観的にいきたいよ

誰か見てよこの生き様を

感覚的な直感も 悲劇的な毎日も

何度だって生きろ

※前述しましたが、念のため、もう一度。
表記は作詞者ではない私がなんとなく決めて書いたものです。漢字がひらがなだったりカタカナダッタリその逆があったり、そもそもの聞き間違いがある可能性もあるので許してねm(__)m

では、曲のタイトルはっぴょ~!!!(88888888

『オリジナル』

リリースおめでとうございます\(^o^)/

Spotifyなど定額制サブスクリプションでも効けるとの噂です!

「BabooBee」(通称:バブビ)さん、ファンのためにリリースをガンガンしてくれてありがとうございます!

私は古(いにしえ)と最新の板挟みな人なんで?
「iTunes Store」で購入しましたよ(^-^)

(ほんの少しだけ応援の気持ちもありますけどね、
万が一サブスクからなくなっても聴けるという安心感が欲しくて単曲購入しております!)

主観で恐縮ですが、
バブビさんと言えば、「ギターロック」や「パワーポップ」などとも形容される、
超絶キャッチーな楽曲を得意とする3ピースバンドといった印象です(^-^)

歌メロもギターのリフも非常に覚えやすくて嬉しい感じ。
(もち、楽曲ごとに色々違った魅力があるよね)

女性ボーカルのバンドとして、
「JUDY AND MARY」くらい伝説的になる日が遠くない気がしていますよ♪

…私は音楽(特に作曲や演奏)に詳しい人間ではないので、
どれだけ魅力を語っても評論家気取りにさえなれないと自負しておりますが、

こと「詞」においては、
特に上手でもない日本語を30年以上駆使して生き延びてきた自信がありますゆえに、

あーだこーだ分析して楽しみたいと思います♪

きっとバブビさんと私の共通目的として、『オリジナル』というこの楽曲を世間に広くお届けしたいという気持ちがあると思います。

ついでに私としては、「バブビに早くから目を付けていた人」としてドヤりたい
「好きなこと書いて読んでもらって副収入チャリーン」という邪心が”あけすけ”なので、
安心して?読み進め下さいませm(__)m

作詞者、みお(さん)

クレジットは下の名前だけだったかな?確か。

「みお」は「増井みお」さんのこと。

バンド・BabooBeeの中心メンバー(多分)で、ベースボーカル担当。

(バブビの活動前の経歴などは各々ググってね♪
いっぱい出てくると思うよ♪)

国民的アイドルユニット「PASSPO☆(ぱすぽ☆)」に所属していた時からファンでしたので、
引き続き応援させていただいております~

今がアイドル的かどうかはとりあえずとして、
「アイドル」という肩書きを背負って長い間シーンをけん引していた過去を知っていると、
彼女の作る歌詞について考察する時に、
ノンフィクション映画を観る時と同じ視点を持てるかもしれないのはココだけの話。

では、「オリジナル」の歌詞から気になった部分を流れ順にチョイスしていきたいと思います!

「こっちは命削ってんだ」 そんなセリフは 言ってみただけだよ 分かってね

1曲全体を通しては、
SMAPの名曲『世界に一つだけの花』のような、人それぞれが生まれながらに持っているアイデンティティの大切さを説きつつ、
自分に自信がない人を勇気付ける強いメッセージが込められているアツい雰囲気で詞が纏まっているように感じます。

それと同時に、「オリジナル」という言葉そのものの定義に軽く触れ、
きっと一生「オリジナル」と戦い続ける表現者としての葛藤を混ぜ込んでいる気もします。

序盤で出てくる、

「こっちは命削ってんだ」 そんなセリフは
言ってみただけだよ 分かってね

という歌詞が正に葛藤の表れで、

「序盤からトばしてんな~👍」と思いました。 (一般人の戯言で恐縮です

実は、常々「オリジナル」ってなんぞやと頭を捻らせている私からしても、
今回の歌詞から気付きを得ることは多かったのです。

時は2021年。
絵だろうと曲だろうと動画だろうと、公の目に触れた時にはどうしても「誰かや何かのマネ」として見られがち。
それはだって、2021ですもん。
「やりつくされた感」が溢れた時代をどうにか生きている表現者はきっと多い。

ではどこから「オリジナル」を引き出すかって、
自分の中に眠る潜在意識からだったりする。

それなら似てても、「起源」は自分。
「マネ」しているわけではない。
似たものがあったならたまたま。

特に、強いメッセージ性があるモノを好む消費者の需要に合わせるためには、
音楽家は「命」≒「思想」「プライベート」「プライバシー」etc…を具体的に盛り込むこともある。(予想

自分の考えを伝える時に、楽器の音より何倍も詞(言葉)は分かりやすい。

それが固有名詞も含むような具体性に特化したものなら尚更だろう。

「こっちは命削ってんだ」という言葉は、
表現者の熱量を分かりやすく乗せられる反面、
どこか嘘くささと照れが混じってしまうものだろう。

「言ってみただけだよ 分かってね」を添えて
聞く人の耳を強張らせないように仕向けている気がする。

また、熱量にほだされた聴き手が熱さだけしか感じ取れないでライブハウスを後にするなら、
楽曲を通してもっと色々な感情を抱いてほしい表現者からしたら哀しいことかもしれない。

神様、卑怯だよこんなのマジで 生まれた瞬間にハンデくらって

これはリスナーが共感を得るために用意された言葉なのか、
作詞者のみお(増井みおさん)が自分の境遇を振り返って神様に物申しているのか、
両方なのか、どちらでもないのか、

もっと聴いて細かいニュアンスを感じ取る必要がありそうだ。

非常に勝手な意見だが、
私が分かる範囲で彼女になり切って語るなら、

「神様、酷いよ、容姿端麗な人だって生きていく中で損すること山ほどあるじゃん。なんで恵まれた才能を潰そうとする人がいるの?」ってところだ。

そう、私は彼女じゃない。

ここで言及されている「ハンデ」は誰の何かが私にはまだ分からない。

だから想像力を掻き立てられる。

具体性を敢えて持たさない歌詞の魅力だ。

ちなみに私は、「神様」に対して「卑怯だよこんなのマジで」と言いたくなる気持ち、
結構分かるほうの人間です(^-^)

「頑張れ!」なんかもう効き目がゼロだ ベストを尽くしていたい

他人の応援が無力な時もある、というところだろうか。

確かに、「頑張れ」より「(お互い)頑張ろう」のほうが頑張れるという声も多い。

ところで、「「頑張れ!」なんかもう効き目がゼロだ」からそのまま「ベストを尽くしていたい」と言葉はキレイに繋がりはしないように思える。

普通は「だけど」みたいな接続詞を入れたくなる。

これが現代音楽の妙な気がする。

その後に続く「音への乗っかり」をより重視した歌詞の前兆だろうか。

(私は他人の意見に左右されない、私がベストを出すために時に邪魔になることもある、今は耳を塞いであなたの応援の言葉さえ遮る、それが今のベストだ)なんて言葉を埋め込んで楽しめる権利がリスナーにはある…かもしれない 笑

引っかかりがある歌詞は楽しい。

マイノリティじゃなきゃダメ 誰かの概念 苦しんで当然 バイバイしな

個人的に最も心にブッ刺さったのはここだ。

まさか、みおさんが「マジョリティ」のほうではなく「マイノリティ」をピックアップしてくれるとは思ってなかった。

表現者はきっと、常に表現を「マジョリティ(多数派)」向けにするか「マイノリティ(少数派)」向けにするかと頭を悩ませていることだろう。

自分の頭の中で悩むだけでも精一杯なのに、
「マイノリティじゃなきゃダメ」なんて、「こうじゃなきゃダメ」なんていう人まで現れたら、
作品がいつまで経っても完成しませんじゃあーりませんか。ってなりますよね (;’∀’)

しかも、作品に対してオリジナリティを重要視する人は、
大衆に向けて強い意識を持って作られたモノに「コピー」とか「パクリ」なんて簡単な言葉で片付けてしまいがち。
作った過程や意図には焦点が当てられず腐ってしまう。

物事に「良い」「悪い」という絶対的な評価を人は与えられない。
でも、「ダメ」なんて言われたら「良い」と思ってもらえるまで頑張ろうとしてしまうのが人間の性だったりもする。(そういう人もいるよってくらい

苦しむくらいなら距離を置こうってヤツですね。
言ってくれて救われます(^-^)

なんとなく「特別な仕事」の歌手活動をしていたら、
マイノリティじゃなきゃダメ、つまり「個性がない」って思われたりすることもあるんですかね??

他人に向けるのは難しい言葉ってありますよね。

「ダメ」とか正にそう。
(発言者の中では)だったりするので、ホント見極めが難しい。

時に真摯に受け止め、時に真摯に右から左へ流したい 笑

(オリジナリティとは何かについてもっともらしく考察してみた過去記事…の唐突なPR)

変わりゆく流行りを インプットしていかなきゃもったいないない

こちらはみおさんと彼女とその仲間の生き方や作品への姿勢が良く表れている一節だと感じました(^-^)

私も好きな「Win-Win」な世界観。

拾えるものは拾っておこうって感じかな♪

強虫(つよむし)に変換していこう

弱虫からの強虫ですよね。

弱虫って言葉だけあると虫が弱さの象徴みたいで可哀想に思える時もありますからね。 ?

逆に強虫は動物よりも強そう。

間違えてそうなのでごめんなさい。

何度だってBAD どんななっても

「こんなんってあんど」「いきてぇ」「あーだりぃ」

みんなだって安堵したいんだってば

まだまだやれそうだ

語感を楽しむゾーンの歌詞だと思うのですが、

自分の耳に自信がなさ過ぎるので繰り返し聴きまくったゾーンです 笑

聞き間違えが新たな化学反応を引き起こすこともありますよね。

って思ってくれたら幸い_(._.)_

誰だっていつだって 楽観的にいきたいよ 誰か見てよこの生き様を 感覚的な直感も 悲劇的な毎日も 何度だって生きろ

この曲の最終章はこんな文言で締めくくられます。

…なんかロックですよね。

「感覚的な直感」とか大好物な表現です。

日本語って教科書通りに学ぶと堅苦しく感じることも多くて、

感覚と直感に重言感ある感ですよね。

そんな指摘されたとて、効果的に用いているから耳馴染みが良いんですよね。

そして、少し前に戻ると「楽観」とある。

私の目の前を、
「カン」「カン」「カン」「カン」と汽笛を鳴らしながら、
汽車が通過していく。

ってカンカンしてるのは踏切りの音だっけな。

ここ沖縄。踏切りに馴染みがないのになぜ喩えに使った。

今日も言葉は自由だ。

音に乗っているなら、なおさら自由だ。

結論

結局、オリジナルという概念とはいつまでも戦い続けることだろう。

それが楽しいなら、誰も血を流さないなら、いつまでも続けられる。

BabooBeeが名刺代わりにブチ込んできたこの曲は、

オリジナリティを追求し続ける悦びと苦悩に満ち溢れていて尊い。

エンリピ。

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